針灸臨床録 (1973年) (東洋医学選書) epubダウンロード無料
針灸臨床録 (1973年) (東洋医学選書)
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針灸臨床録 (1973年) (東洋医学選書)の詳細
| 本のタイトル | 針灸臨床録 (1973年) (東洋医学選書) |
| 作者 | 代田 文誌 |
| 発売日 | 1973 |
| カテゴリ | 本 |
| ファイル名 | 針灸臨床録-1973年-東洋医学選書.pdf |
| ファイルサイズ | 24.54 (現在のサーバー速度は25.89 Mbpsです |
以下は 針灸臨床録 (1973年) (東洋医学選書) の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
著者の代田文誌氏は1900年に生まれ、名人「沢田健」氏の元で鍼灸を学び、東京帝大を経て長野赤十字病院などで臨床をこなしながら様々な症例を集積してきました。そうした症例の数々は著書や学会誌で出版されてきましたが、本書は最晩年の73年に出されたもので、これまでに報告されなかったものや、特に重要なものなどをまとめたものになります。本文は総600ページに及び、膨大な臨床記録が読みやすくまとめられていました。主訴や使用した経穴、予後が感想を交えながら表現されているので臨場感たっぷりで、ページを繰る手が軽快に進みました。病院に勤務していたことから多彩な症例を重ねていて、疼痛疾患だけでなく炎症やアレルギーなどの難病なども治療していました。治療スタイルは、本書で扱っている期間が長期に及んでいるせいか、書中での変遷を感じました。昭和20年代は古典的なものが中心で、師の沢田健氏から受け継いだ太極療法による体力の底上げ、典型穴、反応に応じて局所穴や首の自律神経束に行なう洞刺などを組み合わせたシンプルなスタイルです。それが30年代半ばくらいになると皮電計を用いたものや神経走行や中枢神経を考慮した科学的なスタイルに移行していく様子が伺えました。臨床例の多くは著効を示していて、特に感染症を抗生物質ではなく、灸療で治癒させている点などは、興味深いと思いました。そして後半には随想という形で、様々なトピックについてまとめられていました。首相や政財界の大物などの著名人の治療、自身の来歴や師である沢田腱氏の思い出、業界への想いなどが生き生きと綴られていました。他に次のようなものが印象に残りました。・治療点は特定の動作をとった時にのみ、初めて感じられるということもある。中々見つからなくても、痛みが出る動作をとってもらうなどして諦めずに探すべきだ。・疲労が極まっている時は、体に力がなく、治療点もあまり出てこない。むしろ少し回復してから初めて硬結や治療点が現れてくる。本書はこのように膨大な臨床記録がていねいに記録されていて、臨床のヒントが得られる好著だと思います。
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